工具・材料紹介　旋盤・ボール盤　編

ボール盤

　こちらは、接合開削作業と中抜き作業に使用していますボール盤です。当工房の開削作業は、京竿や紀州竿で行われております縦方向式で行っています。ボール盤は足踏みクラッチ式でチャックの回転速度を調整出来るようにしています。写真の手前側のものは、ドライバードリルを木枠で固定し足踏みペタルで回転数を調整出来るようにした簡単な構造のボール盤ですが、こちらの方がより微妙に回転数を調整できますので都合がよく、現在は、ほとんどこちらの方で作業しています。

旋盤

　こちらは、コミ摺り（接合部の研磨作業）用に作製しました旋盤ですが、コミ摺り作業は、平ヤスリでの手仕事で行っていますので、現在は、口栓の仕上作業の艶出し研磨のみでの使用と出番が少なくなっています。